日本航空(JAL)の熊本発羽田行きの旅客機が24日午後、離陸後に左エンジンに故障が発生し、熊本空港に引き返した。乗客乗員に怪我はなかった。
このJL632便(ボーイング767型機)は当時、乗客209人と乗員8人を乗せていた。引き返す前に部品が落下し、熊本県益城町の病院のガラスを割り、さらに病院内の自動車のフロントガラスを割った。
熊本県警によると、同病院付近で金属片が10個以上見つかっており、その長さはいずれも5センチほど。国土交通省によると、同機が離陸してから左エンジンに異常が発生し、引き返し後の調査によりエンジンのタービンブレードに損傷が確認された。
JALと熊本県警が発表した情報によると、この事故による機内と地上の負傷者は確認されていない。現地の警察や国土交通省などの関連部門は、事故の詳細な状況の調査を進めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月25日