【深刻な高齢化】
日本では近年、少子高齢化が労働力の不足、介護施設の入居が困難といった多くの社会問題を起こしており、対策が必要になっている。
国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、日本の「生涯未婚率」(50歳まで一度も結婚をしたことのない人の割合)が近年、持続的に上昇している。2015年は男性が23.37%、女性が14.06%。
総務省が今月4日に発表した児童人口推算報告書によると、日本の4月1日現在の15歳以下の児童数は約1533万人で、前年同期比17万人減で37年連続の減少となった。児童の総人口に占める割合は12.3%と44年連続で低下し、過去最低を記録した。
厚生労働省が21日に発表した報告書によると、医療・介護施設は保証人がいないことを理由に患者や入居者を拒否できないと法律で規定されているが、実際には介護施設の3割が拒否している。
29日に閣議決定されたこの報告書によると、調査対象のうち65歳以上の独身女性は21.1%、独身男性は13.3%。2040年には65歳以上の独身女性が24.5%、独身男性が20.8%を占める見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月2日