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発信時間：2018-07-02 10:07:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　しかし、これは日本の若者に向上心がないことを意味するわけではない。毎朝、緊張した様子で急いで出勤する若者をよく見かける。日本人学者は、現在の若者も残業、実験、論文、ノーベル賞受賞に積極的だと話す。これは経済社会が新たな段階に入ったという社会的心理と人の姿を表している。最近のワールドカップブームでは、日本人サポーターが成田空港に押し寄せ、スタジアムに行って日本チームを応援している。2020年の東京オリンピックを前に、多くの若者が活気づいていた1964年の東京五輪時の経済社会に戻り、アジアで最多の金メダルを獲得することに期待している。

 

　時代によって経済状況は異なり、その時代の精神を表している。バブル崩壊、不景気、人口減少を経て、日本の経済社会構造には歴史的な変化が生じた。社会階層は変わらないように見える中で亀裂が入り、人々の価値観、資産意識、勤務態度も大きく変化した。政府は社会が活力を取り戻すことを望み、「1億総活躍」を提唱し、「働き方改革」を推進し、上場会社への社外役員や女性役員の起用を主張し、現代的管理を推し進めている。NGOも舞台に上がり、少子高齢化による問題解決に取り組んでいる。（中国現代国際関係研究院　劉軍紅研究員 ）

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年7月2日

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