日本はすでに「超高齢化社会」となっている。
そのように言えるのは、日本の高齢者の人数が人口全体に占める割合がかなり高いほか、深刻な高齢化が日本に大きな影響を与えているからだ。例えば、人手不足、多くの道路・ビルなどのインフラが高齢者のニーズを考慮に入れずに建設されているため、時代遅れとなり、早急に改造を必要としているなどの問題が発生している。 瞭望東方周刊が報じた。
その他、高齢者は足腰が悪い場合が多く、視力も悪く、スマホなどのハイテク商品も使い慣れていないため、若者との間に「情報格差」が存在するようになっている。これも、「超高齢化社会」が直面する大きな課題だ。
日本人は通常65歳で定年を迎える、しかし、現在100歳まで生きる人も多くなっており、65-100歳の高齢者にいかに長く、楽しく生きてもらうかが日本社会で解決が急務な課題となっている。
中国も現在高齢化が急速に進んでおり、日本と同様の問題に直面する日はそう遠くない。さらに、日本より人口がかなり多いため、問題は日本以上に深刻化する可能性がある。そのため、日本の同分野の経験は、中国が「高齢者社会」の計画を策定するのに、大いに参考の価値があるといえる。