【日本で6万人弱が搬送】
日本も31日に猛暑に見舞われた。総務省消防庁が同日発表したデータによると、この3カ月で熱中症により病院に搬送された人は5万7000人を超え、2013年の最高記録に近づいている。
消防庁によると、日本では今年4月30日から7月29日の間に5万7500人が熱中症で病院に搬送されており、うち125人が死亡している。西日本では7月上旬に豪雨が降り、さらに猛暑に見舞われ、搬送される人数が激増している。
この人数は昨年の5万3000人を上回り、2013年の最高記録の5万8700人に近づいている。消防庁によると、今年の人数はこのデータを大幅に上回り、記録を更新する見通しだ。
地域別に見ると、東京が4648人で最も多い。2位は4345人の大阪、3位は4254人の愛知県。
症状の重さを見ると、3週間以上の入院が必要な重症者は1449人、短期入院が必要な中程度の症状の患者は1万8700人。
年齢を見ると、高齢者が入院者全体の48.7%を占めている。7月23日から29日の1週間で、1万3000人以上が病院に搬送された。
消防庁は、猛暑日に直ちに水分を補給し、適度に休息することで、熱中症などを予防するよう呼びかけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月2日