日本の自民党は21日に総裁選管理委員会を開き、総裁選の日程を「9月7日告示、 同20日投開票」と決定した。
自民党総裁選は3年毎に行われ、同党所属の国会議員と地方党員の投票によって選出される。安倍晋三首相は9月30日で満期となる。安倍氏が2015年に各派閥の支持を集め、投票を行わず自動的に再任したことから、今回の総裁選は自民党にとって6年ぶりとなる。
自民党の石破茂前幹事長は10日に国会で記者会見を開き、自民党総裁選への出馬を正式に宣言した。安倍氏は現在、党内の7派閥のうち5派閥、及び「竹下派」の衆院議員から支持を集めており優勢だ。石破氏は党内の国会議員のうち、「石破派」と「竹下派」の参院議員の支持を得るに留まっている。総裁選では地方票の獲得に専念する。
自民党の総裁公選規程によると、今回の総裁選では地方票を従来の300票から国会議員票に相当する405票に引き上げる。候補者は計810票の過半数を獲得することで自動的に当選する。また総裁選管理委員会は、地方票の投票者の年齢を、従来の20歳から18歳に引き下げることを決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月21日