香港紙『文匯報』が5日に伝えたところによると、結婚して80年以上になる日本人夫妻が、合わせた年齢が208歳になり、ギネス世界記録の「存命中の最長寿夫婦」に認定された。
100歳の妻の松本ミヤ子さんは、「夫婦関係が長く続いたのは自分が我慢、寛容してきたから」と述べ、ギネス世界記録認定に感動の涙を流した。
108歳の松本正雄さんと妻のミヤ子さんは大分県で生まれ、知人の紹介で知り合い、1937年に結婚した。しかし正雄さんの実家は貧しく、2人は結婚式を挙げていない。
正雄さんは第二次世界大戦で3度の出征を経験し、終戦翌年に帰国し、5人の娘をもうけた。また、13人の孫がおり、先月には25人目のひ孫が生まれた。
松本さん夫妻は2年前に高松市の老人ホームに入居。正雄さんは、「妻は毎日自分のためにおいしい食事を作ってくれた。それが2人とも長生きした秘訣」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月5日