日本メディアは日本防衛省の消息筋の話として、日本がフリカ東部のジブチに初となる海外恒久拠点を設置することを検討していると伝えた。
台湾連合新聞網は16日、産経新聞の記事を引用し「日本自衛隊の武力しか持たない日本による海外の軍事力拡大は、アジア諸国から警戒されている。ジブチは遠いアフリカにあるが、海外駐留の実現は日本の政治・軍事にとって重大な突破だ」と伝えた。
日本防衛省の消息筋によると、日本はアフリカ東部のジブチに初となる海外恒久拠点を設置することを検討している。この拠点は現在まだ恒久化されておらず、駆逐艦1隻と哨戒機2機が配備されている。
日本はジブチから12ヘクタールの敷地を借り、隊員宿舎や事務所、整備格納庫を設けようとしている。
日本海上自衛隊の北川敬三1佐はメディアに、日本がジブチに軍事拠点を建設する動機について、「日本がジブチに拠点を設置するのは海賊を撲滅するためであり、自衛のためでもある。日本は海洋国家で、アデン湾の海賊の横行が懸念されている。毎年2万隻がこの海峡を通過するが、うち10%が日本の船だ。日本の輸出の9割が、この重要な航路に依存している」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月20日