珠海エアショー、中国の空の実力を反映＝日本メディア

タグ：宇宙　ステーション　兵器　輸出

発信時間：2018-11-10 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　J-10Bの試験機も飛行し、コブラと呼ばれる技を披露した。噴流の向きを変えられる国産新型エンジンを搭載し、空中戦でより俊敏な動きが可能になる。

　同集団の幹部は、新エンジンが「壁を破った」と成果を誇った。

　今回の博覧会には、中国国産大型機ファミリーが大集結した。世界最大級の水陸両用機、AG600「鯤竜」が10月、水上からの離陸に初めて成功した。

　展示場で巨体が目を引いたY-20大型輸送機も国産機だ。気象条件が悪くても装甲車などを輸送でき、中国軍の機動的な広域展開を可能にした。

　国産兵器を強調することには、自主開発能力の向上を誇示する狙いがある。

　7日付毎日新聞は、次のように伝えた。中国が独自に計画する宇宙ステーションの技術検証用モデルが、珠海エアショーで初公開された。急速に発展する中国の航空・宇宙技術を内外に印象づけた。

　会場では、国産の新型軍用ステルス無人機「CH-7」の実物大モデルが初公開された。この偵察・攻撃一体無人機は来年に初飛行し、2022に試験を終えて量産化を図る予定。中国メディアは、開発関係者の説明として「米国が開発するステルス無人機『RQ-180

』の性能に匹敵する」と伝えた。

　会場では国外輸出向けの戦闘機やヘリコプターも展示され、兵器輸出によって影響力を高める戦略もうかがわせた。

　航空宇宙分野では、2022年に完成予定の有人宇宙ステーションのコアモジュール「天和号」の技術検証用モデルも初公開し、新世代ロケットの開発計画も紹介して「宇宙強国」を目指す技術力を誇示した。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2018年11月8日

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