黒竜江省世界PRイベントが12日、北京市で開催された。横井裕駐中国大使が外国使節代表として会議に出席し、発言した。横井氏は、中日両国の協力は高い潜在力を秘めていると述べた。在中国日本国大使館、在瀋陽日本国総領事館は黒竜江省と共に協力の潜在力を掘り起こし、中日の協力の明るい未来を共に切り拓くと表明した。
横井氏は黒竜江省と日本の地方自治体の友好交流の歴史を振り返り、黒竜江省の地理的な優位性と経済の潜在力を評価した。また黒竜江省と日本が行う経済協力について展望し、次のように述べた。
今年は中国の改革開放40周年であり、日中平和友好条約締結40周年でもある。中日両国の地方は、40年に渡り積極的に交流してきた。例えば黒竜江省と新潟県は今年で友好都市提携35周年、山形県は25周年で、北海道との交流の歴史も30年を超える。日本のこれらの都市は長期的に黒竜江省との交流・協力に取り組んでおり、日中関係の広い基礎を築いた。
黒竜江省は中国の経済発展を支える重要な地域だ。省エネ・環境保護、技術革新、ハイテク製造、財政・金融、シェアリングエコノミー、医療・介護などの分野で、黒竜江省と日本は協力の大きな潜在力を秘めている。
今回の黒竜江省世界PRイベントのテーマは「新時代の中国:振興の新たな道を世界と共に歩む黒竜江省」。中国外交部が主催する、16回目の省・自治区・直轄市世界PRイベントだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月15日