11月15日に伝えられたところによると、日産自動車が中国で電気自動車(EV)の部品生産を開始する。同社は8月から中国で最初の日産ブランドのEVを生産しているが、12月から電池やモーターなどのコアパーツも中国で生産する。コアパーツの現地生産は、EVの安定した供給につながる。
日産は8月、中国東風汽車集団との合弁会社である東風日産を通して花都工場(広東省)でEV「シルフィー・ゼロエミッション」の生産を開始し、9月から販売している。これまで、電池などのコアパーツは海外から輸入していたが、12月から現地生産に変わる。
日産は2022年までに40モデル以上の新車種を開発する計画で、うち20モデル以上がEVになる。
そのほか、中国政府は2019年から自動車メーカーに一定数のEVを生産するよう求める新制度を実施し、日産もEVの割合を増やして対応する方針。EVなどの開発に対し、日産は2022年までの5年間で6000億元を投資する計画。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月16日