日本の防衛省は8日、2019−23年度の中期防衛力整備計画(中期防)に盛り込まれた主要な防衛装備の単価を公表した。これには多くの購入を計画している防衛装備の単価が含まれる。共同通信は同日、防衛省が中期防の主要装備の単価を一般向けに公表するのは初めてと伝えた。
リストによると、日本が米国から輸入を検討しているF-35Aの単価は116億円で、100億円という従来の予想を大幅に上回った。潜水艦は647億円、無人偵察機「グローバルホーク」は約173億円。F-15戦闘機の能力向上は約35億円。最高額は陸上配備型イージスシステムの「イージス・アショア」で、約1224億円。日本は2基の調達を予定している。
報道によると、今回公表されたリストにはいずも型護衛艦の改造の費用が含まれていない。防衛省は、戦闘機を運用する甲板の強度などを調査する必要があり、現段階では公表できないと説明。また同艦に搭載を予定しているF-35Bの価格も公表しなかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月10日