日本で放射性物質漏れ 設備老朽化が原因か

日本で放射性物質漏れ 設備老朽化が原因か。日本原子力研究開発機構(JAEA)のウェブサイトによると、茨城県にある国営核燃料処理施設で現地時間30日午後2時24分、放射性物質漏れが発生した…

タグ:JAEA 原子力 核燃料 放射性

発信時間:2019-02-01 14:26:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本原子力研究開発機構(JAEA)のウェブサイトによると、茨城県にある国営核燃料処理施設で現地時間30日午後2時24分、放射性物質漏れが発生した。現場には当時9人の作業員がいた。9人は半面マスクなどを着用しており被ばくはなく、直ちに現場を離れたという。


 情報によると、自己は茨城県東海村の「核燃料サイクル工学研究所」で発生した。プルトニウム燃料第2開発室の作業員がMOX燃料用の粉末を密閉状態の実験設備から取り出そうとした際、放射性物質の漏えいを検知する警報が鳴った。作業員は直ちに別の部屋に避難した。事故発生後の観測結果によると、研究所の排気装置と外部環境の放射線量に変化がなかったことから、今回の放射性物質漏れは環境に影響を及ぼしていないと判断された。


 事故原因については現在も調査中だ。JAEAは、日常的に使用している容器の老朽化が主因としている。JAEAの核燃施設では近年、放射性物質漏れが複数回発生している。日本政府は安全問題を理由に警告を出し続けている。2017年6月には作業員がMOX燃料用の粉末が入った金属容器を取り出そうとした際に、容器内のビニールバッグが急に破裂した。作業員5人の体内から放射性物質が検出された。これは日本国内で最も深刻な内部被ばく事故となった。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月1日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで