日本メディアによると、21日深夜から22日早朝にかけて、北海道札幌市警察に「熊出没」の通報が7件入った。地元警察は巡回を強化し、市民に注意を呼びかけた。
報道によると、警察は21日夜11時15分頃に最初の通報を受けた。30歳男性が、札幌市南部の清田区付近のコンビニ付近で体長約1メートルのクマを目撃したと報告。このクマはコンビニの駐車場から道路を通って去っていき、そのほかにも近くの公園などで目撃したという情報がある。
22時0時過ぎ、巡回警察が清田区から約1キロ離れた北広島市のデパートの駐車場でクマを目撃。警察がパトカーで追いかけると、クマは里塚霊園方向に逃げて姿を消した。
北広島市のデパートの駐車場には15センチほどの足跡があり、クマのものだと判断された。地元警察は、足跡は同じクマのものだと見ている。警察は巡回を強化し、市民に注意を呼びかけている。
最初の目撃地点から150メートルの場所に小学校があるため、21日朝、多くの児童が保護者とともに投稿した。ある小学1年生の母親は、「早く学校生活に慣れさせるために自分で学校に行かせるようになったが、熊が出没したという情報を聞いて心配になり、通学に付き添った」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月23日