日本の明仁天皇が本日、退位し、1989年1月8日に始まった「平成」が幕を下ろした。日本時間5月1日0時、徳仁皇太子が新天皇に即位し、元号は「令和」に変わる。
日本で天皇の生前退位は202年ぶり
報道によると、明仁天皇は日本時間午後5時に退位の礼「退位の礼正殿の儀」に出席し、平成にピリオドを打つ。日本で天皇の生前退位は江戸時代後期の光格天皇以来、202年ぶりとなる。退位の礼には明仁天皇が皇后美智子さまと共に出席する。
皇族以外に、日本の行政、立法、司法3権の長、および閣僚、地方自治体代表ら約300人が退位の礼に出席する。安倍首相は明仁天皇の前に歩いていき、退位は2017年6月に採択した特別法であることを説明し、国民を代表して感謝の意を表する。
その後、明仁天皇は国民に最後の挨拶をし、午後7時30分頃に美智子さまと共に皇族や宮内庁の職員らに挨拶する。
報道によると、明仁天皇は2016年8月8日の講和発表時に退位の意向を示した。退位後は公務に一切参加せず、上皇となる。
皇居はセキュリティ強化
東京都中心部にある皇居は20日、セキュリティを強化し、ダイバーが外濠を捜査し、警察犬が樹林で不審物に警戒する。
退位と即位の礼の期間中、皇居前の広場は立ち入りが規制される。
徳仁新天皇は5月2日に公の場で挨拶し、数千人規模の警備員がセキュリティ任務にあたる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月30日
![]() |
![]() |
![]() |