日本時間6月18日10時22分、新潟県でマグニチュード6.8の地震が発生した。今回の地震による死傷者はそれほど多くないが、日本で生活する多くの中国人留学生が「トラウマ」を抱えた。
日本に留学する学生にとって、正しい避難方法を知っておくことは日常生活における「必修科目」である。
早期警戒情報を利用 避難方法を柔軟に選択
日本は太平洋プレートにあり、世界で地震が最も頻発する国の1つである。あるネットユーザーは以前、SNSに「日本では地震はご飯を食べるのと同じくらい普通のこと」と書き込んだ。地震が頻発するため、日本は発生前の早期警戒、防護、震災後の救援などにおいて成熟したシステムを形成し、豊富な経験を積み重ね、地震による死傷者と財産損失を最小限に抑える努力をしている。
一般的に、日本気象庁は震度5.0以上の場合に大規模な緊急避難警報を発令する。
新潟医療福祉大学で学ぶ楊有文さんは、18日の地震発生時に友人とオンラインゲームをしていた。彼は、「携帯電話のアラーム音が連続で鳴り、震度を予告するショートメッセージも届いた。その10秒後に家が揺れ始めた」と当時を振り返る。日本に留学中の劉睿さんも地震発生前に携帯電話で早期警戒メッセージを受け取ったという。彼女は、「お風呂から出たばかりで、ベッドに横になり家族とビデオチャットをしていると、大きなアラーム音が突然鳴った。以前、学校で震災訓練を行ったときに聞いた音だった。地震の早期警戒メッセージを受け取ったのは初めてで、どうすべきか戸惑った」と話した。