沖縄市の「沖縄こどもの国ズージアム」で27日午前、14匹のサルが集団で脱走するという出来事が発生した。サルたちは飼育員が置き忘れた鍵で扉を開けたという。同園は営業を停止し、警察と消防隊に捜索協力を要請し、同日晩8時までに4匹を捕獲した。
27日午前10時5分頃、14匹のヤクシマザル(ニホンザルの亜種)が沖縄こどもの国ズージアムから脱走し、動物園職員は緊急休園措置をとり、ウェブサイトに沖縄市民と観光客に向けたお詫びのメッセージを掲載した。園は警察当局と消防隊に協力を要請し、100人規模で捜索。
報道によると、10匹がまだ見つかっていない。樹林に隠れているところを発見したが、うち1匹は動物園付近の墓地に逃げ、まだ捕獲できていない。
同園のチケット返金を担当する職員は、「10年でこのようなことは初めて」と話す。また別の職員は、「ヤクシマザルは集団生活をする習性があるため、道理で言えば、1匹のサルがいれば他のサルも一緒に行動しているはず。気は強いが、自分から人を攻撃することはない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月1日