重要材料の対日依存、韓国が再考中

重要材料の対日依存、韓国が再考中。

タグ:対韓輸出規制

発信時間:2019-07-09 13:35:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本で先週発効したハイテク原材料の対韓輸出規制が、韓国で注目を集めている。韓国の文在寅大統領は8日、本件について初めて言及し、世界のサプライチェーンが窮地に陥ると述べた。韓国の半導体メーカーの関連材料の在庫が2−4週間分しかないことから、原材料の急な供給停止を受け、韓国メディアは自国の重要産業の対日依存問題に注目している。


 韓国の損失は「兆クラス」に


 8日付韓国紙『文化日報』は「韓国の半導体メーカーが生産を停止すれば、3日間の損失だけでも7兆ウォンにのぼる可能性がある。日本が4日、韓国の半導体メーカーにとって必需品である3品目の輸出規制を開始すると、韓日貿易紛争が対立の局面に陥った」と伝えた。


 韓国産業通商資源部と関連企業が発表した情報によると、テレビやスマートフォンの有機ELディスプレー部分に使われるフッ化ポリイミド、半導体の製造過程で不可欠なレジストとエッチングガス(高純度フッ化水素)の3品目が現在、通関中断状態となっている。


 業界関係者によると、半導体の生産過程の特性により、短期的な停電であっても巨額の損失が生じる。原材料の供給中断は「兆クラス」の損失をもたらすという。


 韓国の経営者団体、全国経済人連合会の関係者によると、昨年3月にサムスン電子の平沢半導体工場で30分の停電が発生し、損失が500億ウォンにのぼった。3日間の生産停止により7兆ウォン以上の損失が生じる。



1  2  3  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで