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発信時間：2019-07-09 13:35:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　技術格差による貿易赤字

　韓日両国が1965年に国交を結んでから、韓国の対日貿易は赤字を続けており、短期間内に黒字化する見通しはない。8日付韓国紙『中央日報』によると、韓国の昨年末までの対日赤字は累計6046億ドルにのぼる。昨年の韓国の各主要国との貿易赤字のうち、対日貿易赤字が最大の240億8000万ドルにのぼった。これに続いたのは中東原油輸出3カ国のサウジアラビア（223億8000万ドル）、カタール（157億7000万ドル）、クウェート（115億4000万ドル）。

　韓国紙『亜州日報』によると、昨年の各分野の貿易赤字のうち、原子炉・ボイラー・機械器具（85億7000万ドル）、光学機器・精密機器（35億7000万ドル）、半導体・集積回路生産設備、電子設備チップ・制御装置などの輸入製品が赤字の主因となった。これらの分野で日本製品が圧倒的なシェアを占めており、かつスムーズに国産化を実現することは困難だ。韓国の対日黒字の中心的な品目は鉱物燃料、天然の真珠及び貴金属、魚介類などで、日本は代替品を容易に見つけることができる。

　韓国メディアは、韓国の巨額の対日貿易赤字は、技術の格差によって形成された。韓国の半導体・ディスプレイ産業は拡大を続けているが、重要分野で日本に依存している。しかもその多くが長期的な技術蓄積によって生産できる部品や材料だ。延世大学校の成太胤教授（経済学）は「資金を費やせば解消できる問題であれば、問題はとっくに解消されていたはずだ。これには人材や技術学習の問題があり、長期的な課題となっている」と述べた。

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