新たな輸入先を模索
日本からの「首締め」を受け、韓国は中国に希望を見出そうとしている。韓国統計庁が7日に発表したデータによると、韓国が今年第1四半期に輸入した日本製の製造業原材料の割合は15.9%で、2010年同期の25.5%から10%弱も低下している。中国は2014年第1四半期より、日本を抜き韓国にとって最大の製造業原材料輸入先になっている。今年第1四半期には25.8%を占め、2位の日本の15.9%を大きく上回った。
とはいえ専門家からは、一部の高い技術力を必要とする原材料の場合、日本製品が割高であっても韓国には別の輸入先が見つからないと指摘されている。その一方で、日本の輸出規制を受け、韓国の関連産業の国産化率がさらに高まるかもしれないという声もある。韓国産業研究院の金養朋研究員は「韓国の日本製エッチングガスの依存度が80−90%に達するのは完全に技術的な原因というわけではなく、両国がこれまで産業チェーンの信頼関係を形成していたからだ。すぐに代わりの輸入先を見つけるのは難しいが、韓国企業は別の輸入先を確保することになる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月9日