各メディアによると、双方は今回の交渉で農産品や自動車などの溝を埋めようとした。
共同通信は21日、「米国側は日本側との貿易赤字の削減を目指し、牛肉、豚肉、小麦、乳製品など米国の農産品の輸入拡大を求めた。日本側は日本製の自動車及び部品の関税引き下げを求めた」と伝えた。
G7サミットが24日、仏南部の都市ビアリッツで開幕する。トランプ氏と安倍氏は会期中に会談するが、貿易が議論の重点になる見通しだ。
共同通信の報道によると、トランプ氏は先ほどの会談で、日本側に米国の農産品の大量購入を求めていた。日本政府筋によると、日本側は米国側が徐々に圧力を強め、各種米国製品の購入を求めてくることを懸念している。政府は対応に苦しむことになりそうだ。
また共同通信によると、トランプ氏は貿易交渉を進展させることで、来年の大統領選における支持率を高めようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月23日