南京大虐殺から82年、平和を守り続ける生存者たち

南京大虐殺から82年、平和を守り続ける生存者たち。侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館が発表した情報によると、南京大虐殺の生存者である胡信佳さんが今月4日に亡くなった…

タグ:南京大虐殺 生存者 国家追悼日 訴訟

発信時間:2019-12-06 13:43:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館(南京大虐殺紀念館)が発表した情報によると、南京大虐殺の生存者である胡信佳さんが今月4日に亡くなった。享年95歳。南京侵華日軍受害者援助協会に登録されている生存者は79人のみになった。


 今年は南京大虐殺82周年で、12月13日は6回目となる南京大虐殺犠牲者国家追悼日だ。


 時が流れ、あの虐殺から生き残った人はすでに80・90代になっている。歴史を前にして彼らは身を局外に置くことができなかったが、苦難が過ぎ去った後にいかに過去と向き合うかは、未来の方向を決める。


 生存者の夏淑琴さんの経験は凄惨だ。虐殺発生当時、彼女はわずか8歳だった。家族9人のうち7人が日本軍によって残酷に殺害された。


 この痛ましい記憶を背負いながら、夏さんはその生涯をかけ歴史の真相のため各地を奔走した。彼女は1994年に日本を訪れ、初めて日本で南京大虐殺の訴訟を起こした生存者になった。夏さんは2006年に日本の右翼作家から「ニセ証人」と侮辱され、日本の名誉毀損訴訟で全勝した。


 夏さんは南京大虐殺を研究する有名学者である松岡環氏ら日本の友好関係者と知り合い、彼らと共に歴史の真相を伝え、世界の平和を促進するため努力を続けた。


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