中国スマホメーカー、日本で「攻勢」をかける

中国スマホメーカー、日本で「攻勢」をかける。シャオミはファーウェイ(華為技術)とOPPOに続き、3番目に日本上陸を果たした中国スマホメーカーとなった。日本が5G商用実現を急ぐ中、中国製スマホはコストパフォーマンスにより日本の通信事業者から注目されている…

タグ:華為技術 製品 携帯 5G

発信時間:2019-12-15 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「中国のスマホメーカーが、日本で攻勢をかけている」10日付読売新聞によると、中国スマホメーカーのシャオミ(小米科技)が9日、東京で発表会を開いた。日本で世界最高・1億800万画素のスマホ「Mi Note 10」「Mi Note 10 Pro」

を発表した。前者の税抜価格は5万2800円、後者は6万4800円で、今月16、23日よりアマゾンのウェブサイトで発売される。シャオミはファーウェイ(華為技術)とOPPOに続き、3番目に日本上陸を果たした中国スマホメーカーとなった。日本が5G商用実現を急ぐ中、中国製スマホはコストパフォーマンスにより日本の通信事業者から注目されている。


 SIMフリーが中国製スマホの武器に


 10日付朝日新聞によると、来春にサービス開始される5G事業を見据え、中国スマホメーカーが日本市場進出を続け、日本で存在感を強めている。MM総研によると、日本の2018年のSMIフリースマホ出荷台数において、ファーウェイが33%で首位を占めた。OPPOは3.7%に留まるが急成長している。


 10日付日本経済新聞によると、日本メーカーはシャオミ製品の低価格に注目している。日本の廉価版スマホ販売業者は、「高いコストパフォーマンスが魅力的だ。シャオミ製品をラインナップに加えたい」と述べた。これまで日本に進出していた中国スマホ2社と異なり、シャオミは今回健康管理に使用でき、スマホと連動し家電を操作するブレスレット端末、さらには日本のデザイナーと共同開発した炊飯器やトランクなどの製品を発表した。多様なラインナップで利益創出を目指す。


 今年10月より日本では携帯電話料金の仕組みが変わった。以前は消費者が通信事業者と契約すれば、端末料金が大幅に割り引かれていたが、現在は最大2万円までとなった。これは価格面で強い中国製スマホにとって大きなメリットだ。日本では多くの人が通信事業者と契約し、スマホを購入している。中国製スマホは日本進出が遅れ、通信事業者との協力はその他のブランドに及ばない。そのため通信事業者を介さないSIMフリースマホの販売を重視している。


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