文字 中日両国 > 

発信時間：2019-12-26 14:25:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　李克強総理、日本の安倍晋三首相、大韓民国の文在寅大統領は中国の成都市で24日、第8回中日韓首脳会議を開催した。3カ国の協力の歩みを振り返り、未来の協力を展望し、海外メディアから注目を集めた。

　より多くの積極的なシグナルを発する

　AFPは23日、中国で開催された中日韓首脳会議は、中国の外交の影響力を示したと伝え、次のように続けた。

　文大統領は北京市で23日、習近平国家主席と会談した際に、中国が「朝鮮半島の非核化及び平和の実現に向け発揮している重要な力を高く評価する」と述べた。

　安倍首相は北京市で23日、習主席と会談した際に「中国と日本は地域の平和・安定・繁栄に対して重大な責任を担っている」と述べた。

　ドイチェ・ヴェレ（電子版）は23日、次のように伝えた。

　東アジアの3カ国は和解の姿勢で年末を迎えた。中日は互いに歩み寄り、中韓関係にも緩和が見られた。また日韓は互いに近づき、問題解決を目指している。

　李総理、安倍首相、文大統領は成都市で24日、3カ国会談を開催した。貿易及び安全政策が主要議題になった。

　同じ時期に行われた二国間会談も注目された。安倍首相と文大統領は着席し深く意見交換した。両国メディアはこれを関係改善のきっかけとしてとらえた。

　安倍氏も訪中というチャンスを利用し、ホスト国との関係を改善しようとした。日本と中国は過去1年半に渡り歩み寄りを続けてきた。

　BBC（電子版）は23日、次のように伝えた。

　西側世界がクリスマス休暇に入る中、中日韓の首脳は中国で一連の会談を開いた。

　中日韓関係は長期的に歴史問題によって妨げられ、近年も度々再燃していた。学者は、貿易摩擦及び朝鮮半島の核問題が残されていることから、3カ国首脳は今回の中日韓首脳会議を通じ、各自の二国間関係の膠着状態を打破する機会を模索するはずだと述べた。

　中日関係は現在、すでに正常な軌道に戻っている。

　香港嶺南大学アジア太平洋研究センターの張泊匯主任は「中日関係の改善には、さまざまな要因がある。中国は日本にとって最大の貿易パートナーであり、日本はこれを否定できない。さらにトランプ米大統領が頻繁に同盟国を批判していることから、米国の防衛の約束に対する信頼が揺らいでいる。貿易及び防衛面で、日本は不安になっている」と述べた。

　中韓関係は2016年以降に緊張している。文大統領は中国との首脳会談で、中韓関係の緩和のより多くの積極的なシグナルを発した。

　韓国紙『東亜日報』によると、文大統領は会談で「中国の夢が韓国にチャンスをもたらしたのと同様、韓国の夢も中国に支援をもたらすことを願う」と述べた。中国の新疆・香港問題について、文大統領はいずれも「中国の内政」であると述べ、中国側の重大問題における立場に理解を示した。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2019年12月26日

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る