東京五輪、新型肺炎の影響で中止になる確率は?

東京五輪、新型肺炎の影響で中止になる確率は?。世界的に感染が拡大している新型コロナウイルス肺炎の影響を受け、多くの大型スポーツイベントの開催が中止されている。今年の東京五輪はネットユーザーの大きな話題になった…

タグ:五輪 肺炎 感染 中止

発信時間:2020-02-27 14:14:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


日本のスポーツイベント、感染症の影響を受ける


 NHKの報道によると、日本の新型肺炎感染者は現地時間26日0時現在で862人にのぼる。うち重症者は約50人。


 この状況下、有名な東京マラソンを含む日本の一部のスポーツイベントが、出場者数を制限している。2月28日から3月15日にかけて行われる予定だったJリーグ(J1/J2/J3)及びルヴァンカップもすべて延期となった。


 さらに日本政府は、21日に開催を予定していた東京五輪の「ホストタウンサミット」を中止し、22日に予定していたボランティア研修を延期した。


 元WHO西太平洋地域事務局長、日本の医学専門家である尾身茂氏は24日、「日本の新型肺炎は重要な時期を迎えている。現時点で東京五輪について考慮するのは時期尚早だ」と述べた。また現在の日本の感染症への処理について、「住民に発熱やせきなど風邪に似た症状が出た際に、特に虚弱な人を除く一般の患者は4日過ぎても好転しない場合のみに、関連医療機関に治療を求めることができる」と説明した。



資料写真:東京五輪・パラリンピックの開幕式及び閉幕式の開催地。一部の陸上競技及びサッカーの試合もここで開催される。


夏季五輪、過去に3回の中止例も


 現代五輪は1896年に初めて開催された。その後夏季五輪は3回中止されたことがあるが、いずれも戦争と関係していた。1916年のベルリン五輪(第6回)は第一次世界大戦により、1940年の五輪(第12回)と1944年のロンドン五輪(第13回)は第二次世界大戦により中止になった。感染症などによる中止は前例がない。


 前回のリオ五輪開催前、ブラジルでジカ熱が発生し、五輪延期もしくは中止の呼び声が高かった。しかしリオ五輪は予定通り開催され、開催中も感染症の流行や拡大は生じなかった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月27日


 

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