撮影中の竹内亮監督(画像は取材対応者提供)
ドキュメンタリー「お久しぶりです、武漢」のスクリーンショット
竹内監督は取材に対して、「たくさんの日本人が『お久しぶりです、武漢』を見て、『武漢はこんなに発展していたんだ』、『武漢ってこんなに美しい都市だったんだ』といった感想を寄せてくれた。つまり、そのような人の武漢に対する印象は恐らく1月や2月の武漢のイメージのまま止まっているということで、新型コロナウイルス感染が拡大した時の武漢しか見たことがないということだ。そのため、今でも多くの人が武漢は依然として危険な都市だと思っている」と話した。
「武漢に行ったのは、今回の撮影が初めてではない。どちらかと言えば、武漢のことはよく知っている。しかし、新型コロナウイルスが収束してから行った今回の旅で、武漢の『美』を再認識した。美しい景色もあれば、美食もある。そして、武漢はとても安全だ。中国政府は武漢の市民1000万人を対象にPCR検査を実施した。だから、武漢の人々はみんな、今安心して暮らすことができている」。