竹内監督は人民網の取材に対して、「このドキュメンタリーを制作して、日本の人々に伝えたかったメッセージはただ一つで、今の本当の武漢、リアルな武漢を知ってほしい、それだけ。視聴者がこれを見終わると、自然と自分の見解を持つようになるが、映像を見てどう思うかは見る人が決めることで、僕が決めることではない。でも、僕ができることは、できる限りのことをして、日本人に客観的でリアルな武漢を見てもらうことだ。みんなの偏見を取り除き、現状を理解してもらいたい」と話した。
また、「アフターコロナに、中国でどんな新たな撮影計画があるのか?どんな夢をかなえたいか?」との質問に対して、竹内監督は、「アフターコロナというのも、僕たちが今後撮影したいテーマだ。今回の新型コロナウイルス感染拡大を経験して、人々の生活、仕事のやり方なども大きく変化した。そして、新たな技術がどんどん登場し、人々は人生についてよく考えなおすようになっている。機会があれば、撮影を通して、この時代の新たな変化を記録したい」としたほか、「状況が許せば、今年の11月か12月に、もう一度武漢に行って、1年に一度のファンミーティングを開催したい」と今後の計画も語った。 (編集KN)
「人民網日本語版」2020年7月3日