日本の対中ODA①今年3月に完全に終了

中国網日本語版  |  2022-03-14

日本の対中ODA①今年3月に完全に終了。

タグ:日本の対中ODA 終了

発信時間:2022-03-14 11:05:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本メディアの報道によると、日本の対中「政府開発援助(ODA)」が今年3月に完全に終了する。日本の対中ODAは1979年に始まり、40年以上続いた。援助の形式は主に、資金(低金利の円借款+無償資金協力)、技術、人材育成など。日本の対中ODAをどのように捉えるべきだろうか。これについては日本、中国、中日二国間という3つの方向から着眼できるだろう。

 

 日本から見ると、第二次大戦後にソ連が極東で強力な軍事力を保ち、日本に対して大きな圧力を形成した。日本はこれを受け、対中関係改善によりソ連をけん制しようとした。しかも中国は戦後、日本に報復せず、寛容になった。日本の投降した数百万人の軍人と住民を送還し、両国の国交正常化の際にも戦争賠償の要求を放棄した。日本は中国侵略戦争において中国にもたらした損害を熟知しており、日本のハイレベルの友好関係者及び良識ある人々が経済支援で少しでも補償しようとした。日本企業もこれにより、中国市場に進出し、事業を拡大できた。

 

 日本の対中経済援助は当初、意欲的で積極的だった。しかし中国の改革開放後、経済が急成長したことにより、徐々に消極的で冷淡になった。民間でも政界でも、日本国内では対中援助を停止すべきとの声が大きくなり始めた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月14日

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