中国の力強く発展する電気自動車(EV)市場で、GMやVWなどの内燃機関時代の王者が地場メーカーに遅れを取っている。中国政府は中国のEV発展及び資金援助、自主ブランドの野心の実現の中心的な役割を演じている。米サイト「Autoblog」が伝えた。
データによると、今年の中国販売台数トップ10の新エネ車メーカーは、テスラを除きすべて中国ブランドだ。ガソリン車販売トップの一汽VWは15位。
これはまさに大きな逆転だ。外国車は90年代より中国で主導権を握っており、近年の市場シェアは通常60−70%だったが、今年1−4月は52%に低下した(4月は43%のみ)。日産自動車CEO、日産中国エリア責任者の内田誠氏の発言は、伝統的な自動車メーカーが直面している試練を浮き彫りにした。内田氏は、一部の海外ブランドは中国で「3−5年内に姿を消すかもしれない」と述べた。海外自動車メーカーは設計、開発、新車発売の面で直ちに行動しなければならない。「行動が遅れれば時代遅れになる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月30日