30日午前4時頃、日本軍の「慰安婦」制度の被害者である雷金二さんが、湖南省岳陽市華容県の自宅で亡くなった。享年97歳。上海師範大学中国慰安婦問題研究センターが発表した。
同センター湖南調査チームは昨年5月21日に華容県を調査し、雷さんを訪問した。その口述、家族の補足説明、被害地の実地調査により、同センターは日本軍「慰安婦」制度の被害者であることを確認した。
同センターの調査研究チームは近年、湖南省、海南省、山西省などを調査研究のため何度も訪れている。実地を訪れ、被害者の口述を聞き、県誌を読み、研究文書を作った。同センターの統計によると、中国大陸部で存命中の被害者は現在12人。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月1日