日本主要通信事業者のKDDIは4日、このほど発生した大規模な通信障害の影響がまだ完全に解消されていないと発表した。同社が運営するネットワークとデータ通信は現地時間4日午前7時現在でほぼ回復したが、ユーザーの通話がまだ使用しにくい状況となっている。日本メディアは、今回の大規模な故障はネットワークインフラの重要性と脆弱性を浮き彫りにしたと伝えた。
日本では近年、大規模な通信障害が何度も発生している。2018年のソフトバンクによる大規模な通信障害では3000万人超が影響を受けた。2021年10月のドコモによる通信障害は約29時間続き、約1300万人が影響を受けた。それから1年もたたないうちに、日本で再び大規模な通信障害が発生した。日本メディアは、通信事業者には通信インフラの安全確保の責任があり、関連する政府部門にも責任があるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月5日