東京の上野動物園で生活中のメスのジャイアントパンダ「シャンシャン」が、来年2月21日に中国に返還されることになった。日本メディアが24日、伝えた。
上野動物園の発表によると、来年1月21日より抽選制の観覧となる。観光客は1月6日以降にウェブサイトで抽選を申し込める。当選者は1日最大2600人。抽選は来年2月19日まで。上野動物園はさらに来年1月以降にシャンシャンの成長に関する写真展などの紀念イベントを開催する。
シャンシャンは2017年6月生まれ。父と母は「リーリー」と「シンシン」。シンシンは昨年6月にオスとメスの双子「シャオシャオ」と「レイレイ」を出産し、シャンシャンはその姉となった。シャンシャンの両親がいずれも中国から貸し出されたパンダであるため、生まれた赤ちゃんの所有権は中国にある。シャンシャンは2020年12月末に中国に返還される予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により返還が現在まで4回も延期されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月26日