矢野浩二さん 「期待プラスα」の演技をしたい

japanese.china.org.cn  |  2011-06-03

矢野浩二さん 「期待プラスα」の演技をしたい。ここ最近、何か仕事に追われている感じがする。それはそれでいいのだが、本心は自分が追っていきたいのに、どうしても追われる…

タグ:仕事,監督

発信時間:2011-06-03 10:40:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ここ最近、何か仕事に追われている感じがする。それはそれでいいのだが、本心は自分が追っていきたいのに、どうしても追われる。

仕事というのは元々追われる事なのかもしれない。“歳月人を待たず”。だから、やるべきことは納得するまでやりたい。僕が毎回演じる役はさまざまだが、監督が想像していた通りの発揮では満足しない。監督が期待していた以上のものを発揮しないと納得しない。野球のピッチャーで言えば、試合には勝ったが、勝負としては負けてるということ。わかるかな?(笑)人から求められてること、期待されてること、その通り発揮するのはただ基本に過ぎない。それでは自分は伸びない。。プラスαがないといけない。分かりやすく言えば、10の利益で10のものを発揮するのは当たり前中の当たり前。10の利益で15発揮してやれ!相手を申し訳ない気持ちにさせてやれ!そのハングリーがまた次に繋がる。「10の利益で15発揮するのは力の浪費だ、もったいない!」なんて思っては駄目だ。現状維持では後退するばかり。芸能の仕事だけじゃなく、どんな仕事でも同じ。双方に“期待する”“期待される”がある。

だからこの“期待の1+α倍”は非常に大事。僕にとってこの法則は絶え間なく永遠に続く。行き着くところに興味はない。その瞬間瞬間に興味をもって取り組みたい。役に同情心を抱く。ここ数年このような役にめぐり合う機会が多くなった。日本人の役が同情心を抱かれる。以前の中国のドラマ作品ではあまり見られなかった傾向だ。中国でこのような作品に巡り会う機会が増え、より一つ一つの作品の大事さを痛感し、演じられている。この、また新しい連続ドラマが中国で放送をスタートする。思想の違いがあるのは否定できない。ただ単に見れば、祖国への裏切り行為ではあるが、心の底では祖国の更正を信じてやまなかった。命を懸けてその野心を貫いた男。視聴者や周りの人の感想が聞けるのが私にとってなんと言うか、採点したテスト用紙を頂くような感じだ。満足いく採点用紙を頂ければ良いが、前回より今回、今回より次回と、毎回変わり続ける事が大切だと思う。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月3日

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