マレーシア政府観光局のナズリ・アブドゥル・アジズ大臣は8日、メディアに対し、「マレーシア航空の消息を絶った旅客機MH370の捜索の進展がない限り、2014年マレーシア観光の活動は中国で始めない」と述べ、今回の出来事がマレーシアを訪れる中国人観光客の数に影響していることを認めた。
アジズ大臣は、中国人観光客はショック受けているため、観光年の活動を始めるふさわしい時期ではないとし、今回の出来事がマレーシアを訪れる中国人観光客の数に影響していることを認め、「中国の人たちの感情を尊重すべきであり、できる限り影響を受けた家庭を助ける」と述べた。
アジズ大臣によると、昨年の中国人観光客の数は160万人に達したが、現在、その数は減っている。「この出来事がいくつかの余波を引き起こしたことを認めなければいけない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月10日