中国が2018年に実験 月面で花は咲くか？
中国が2018年に実験 月面で花は咲くか？。 月面に初めて花が咲けば、人類の宇宙移住の可能性が出てくる…
タグ： 月面上陸,月面,生物,実験
発信時間： 2017-06-26 11:26:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
月面に初めて花が咲けば、人類の宇宙移住の可能性が出てくる。教育部探空探測聯合研究センターが組織し、重慶大学が中心となって行う科学普及ペイロード「月面小型生態圏」は「嫦娥4号」の乗客として2018年に月面上陸し、人類初の月面生物実験を行う。その様子は世界に中継される。
わずか3キログラムの「乾坤」容器
「月面小型生態圏」は特殊なアルミニウム製の円柱形の容器で、高さ18センチ、直径16センチ、内容量800ミリリットル、重さ3キログラム。容器は大きくないが、「すべての世界」が入っている。
探空探測聯合研究センター副主任で重慶大学先進技術研究院院長の謝更新教授によると、「嫦娥4号」に載せられて月に行くこの容器にはジャガイモとシロイヌナズナの種と蚕卵、土壌、養分、空気などの動植物の成長に必要な元素、また動植物の成長を記録する小型カメラ、温度を調節する空調、エネルギー源となる電池などが入れられる。
容器の中で、ジャガイモとシロイヌナズナは光伝導セルを通して月面の光を吸収して光合成を行い、生態圏内の「消費者」である蚕卵に酸素を供給する。そして蚕卵が放出した二酸化炭素と生活ごみが植物の種子に供給されるという仕組みで、これを繰り返して小生態圏を形成する。
この容器は3キログラムしかないが、40個のパーツが入っており、コストは1000万元に達する。機械、抑制、環境、生物、材料、エネルギー、光学、通信などの複数の学科が合わさった研究チームの知恵で独創された新技術である。
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