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「中国不高興」が熱い議論を呼ぶのは? |
発信時間: 2009-04-20 | チャイナネット |
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「成功の可否は我々自身に」 ――複雑な国際情勢を前に、中国はどう対応すべきか。 事実に即して分析することだ。中国の好機と挑戦は確かにコインの両面のようなもので、成功の可否は中国人自身の理解と対応によって決まる。同時に、中国はあれこれ素晴らしい成果を上げてはいても、依然として後発国であることを冷静に見つめる必要がある。 現在、我々が国際問題の中で打ち出した限られた提案や要望が、本当に実現し、そして広く受け入れられるかは何とも言えないが、中国人は一歩一歩前へと進み、総合国力の増強と国内体制の進展に合わせて、中国の国際的な目標が徐々に実現されるようにしていくしかないだろう。 結局のところ、鄧小平が30数年前に改革開放という船を発進させた時の基本的な出発点は、まだ時代を去ってはいない。つまり、自らが世界の発展の過程で相対的に遅れていることを認め、外国の一部の先進的な経験や体制を理解し、参考にする必要性を認め、「発展は確固たる道理」「改革開放は必然の道」をあくまで貫き通すことだ。言えば、重要の上にも重要なのはやはり、中国の発展と建設であり、戦略的な好機をしっかりと捉え着実に利用することである。 同時に、国際関係の研究者として私は、中国は「国際公共製品」の提供者になる努力をしなければならないと思っている。現在、世界の公共製品の提供では、中国人が占める比率はまだ非常に低い。ここで言う公共製品には、製品そのもの、また国際ルールも含まれている。例えば、極地や宇宙、世界の気候に関するルールなどだ。 私には1つの夢がある。我々のメディア、我々の公衆も、アマゾン流域で種が消滅したといったような問題をめぐって議論をしたり、極地や宇宙、公海に関するルールの実行可能性、公正性の問題に関して議論をしたり、世界の様々な制度のために一部の中国人の考え方を提起したりしてこそ、中国人はより高い発展の段階へと向かっている、世界のためにすべき貢献をしていることを真に示すことになると考えている。 「チャイナネット」2009年4月20日 |
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