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中国 低中所得者の所得水準向上取り組みへ
発信時間: 2009-12-10 | チャイナネット

国家発展改革委員会(発改委)の張平・主任は9日、全国発展改革業務会議の席上、国民の消費力を高めるべく、政府は今後、低中所得者の所得水準向上に取り組むと述べた。

張主任によると、消費需要の持続的で比較的速い成長促進のため、国民の消費力を高め、中国は今後、国民所得配分構造の調整と改善という方針にしぼって研究を進める。

張主任は、中国は企業退職者年金および軍人などの優遇対象者の待遇水準を高め、低中所得者の所得水準を引き上げ、義務教育における学校、公共衛生、末端医療衛生機関で業績に見合った給与政策を着実に実行していくと述べた。

このほど開催された中央経済業務会議では、中国は今後、世界的な金融危機への対応を全面的に実施しつつ改善していき、一連の計画と政策措置の推進によって内需拡大、とりわけ消費需要の経済成長に対するけん引作用を強化してゆくことが提案された。

「人民網日本語版」2009年12月10日

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