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気候大会はなぜ「怒りの会議」になるのか
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット

 

デンマークのコペンハーゲンで開催されている国連気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)は、温室効果ガスの排出削減に対する認識や態度の違い、特に発展途上国と先進国の間のきわめて大きな相違により、まるで「怒りの会議」になっている。

今回の会議での一部の先進国の態度は私たちを心痛させるものだ。早くにデンマークは新たな合意草案を立案し、気候変動の問題での先進国が負うべき責任を回避しようと試み、会議の開催中には絶えず会議に全く添わない振る舞いをした。

特には米国は多忙という理由で、「主要国の観点を総括する」というテーマの記者会見に参加せず、工業化の過程で累積した大気汚染の責任を負うことを拒否し、さらに「中米共同対処」という要求を出して排出削減問題で中国を脅迫しようとしている。

こうした先進国の責任を負わない態度や同情心の欠如に対して島国のツバルのフリ代表は、「大の大人としてこういうことを言うのは恥ずかしが、私は今朝、目が覚めたときに泣いてしまった。私の国の命運はみなさんが握っている。ありがとう」と呼びかけた。また同じ島国であるモルジブのナシード大統領は涙ながらに、モルジブは率先して100%カーボンニュートラルを実現することを承諾し、より積極的に排出削減のプランを発表するよう先進国に強く求めた。

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