透明性を増した軍事外交
対外軍事関係を全方位に発展させ、実務的な交流と協力を絶えず深化させて、多くの成果を収めた。
指導層と交流と防衛協議が頻繁となり、中央軍事委員会委員より上の指導者は米国やロシア、オーストラリアなど20数カ国を訪問、米国やドイツ、ベトナムなどとも10数回にわたり防衛協議を行い、関係国との軍事関係は強化された。外国との共同演習も増加し、年間を通じて7回実施。なかでも安全保障や平和維持、航行護衛などの分野での共同訓練は中国軍にとって史上初めてであり、演習・訓練の計画・組織は一段と適正化された。建国60周年と海・空軍建軍60周年を契機に、多層的な軍事外交活動を展開し、中国軍の平和、開放、協力という良好なイメージを十二分に示すことができた。
非伝統的な安全分野での軍事協力もさらに拡大された。中国政府が海軍航行護衛編隊をソマリア海域に派遣して任務を執行して以来、編隊は多くの国・国際組織と指揮官の会談、航行の共同護衛、共同演習など様々な形で護衛協力を展開するとともに、アデン湾では地域別航行護衛という国際協力を主張し、多くの国から歓迎され支持を得た。
「チャイナネット」 2010年1月2日
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