日本のベテラン政治家、前衆議院議員の岩國哲人氏は7月23日、中国記者のインタビューを受け、自身は在日外国人の政権参加に賛成だが、日本国民は外国人子孫が総理大臣になることを望んでいないとした。以下、インタビュー内容。
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「環球ネット」(国際情報誌「環球時報」のサイト):今回の選挙の結果から見て、「民主にNO!でもYES!蓮舫」現象が人々の注目を集めたようですね。蓮舫氏は華僑議員でもあり、外国人の地方参政への参与の可能性を示唆したようですが、この点について、どのように見ていらっしゃいますか?
岩國哲人氏:在日外国人の地方参政権について、私は賛成です。なぜなら、日本には、強制的に連れてこられた韓国人の方もいらっしゃり、この歴史は否定できないものです。これらの人々は日本国籍を持っていませんが、日本で生計を立て、税金も納めています。これは、世界的にもアジアの歴史からみても非常に特殊なことです。
そして、これは日本と韓国の不幸な歴史背景がもたらした結果ですから、これらの人は、わずかな可能性であっても、幸せに生活できることを望み、そして自分の子孫達にも幸せになってもらいたいと願っています。一人の人間として、彼らが日本の地方政治に興味を持っているなら、そして協力したいという意思があるのなら、私たちはその彼らの意思を尊重すべきだと思います。地方の政治選挙に参加する意思のある韓国人には、選挙権を与えるべきだと考えます。
日本国内にも多くの保守派或いは右翼が存在します。彼らは、これらの重要な問題において一切譲歩しません。私は個人的に、日本は心を開いて過去のことをよく理解する必要があると考えます。過去の歴史に対して国民は反省をし、その不幸な歴史によって不幸な生活を強いられた人々に対し、正しい答えを出してあげるべきだと思います。