「第一列島線に入るな」中国の軍事演習は米国への宣言

「第一列島線に入るな」中国の軍事演習は米国への宣言。 7月に入ってから中国解放軍は、次々と東中国海や黄海、南中国海の海域で一連の軍事演習を実施した。こんなにも集中して軍事演習をするのは、果たしてどんな周辺の情勢を反映しているのだろうか。またこの数回の軍事演習は、以前の軍事演習と違いどんな特徴があるのか…

タグ: 列島線 軍事演習 黄海 南中国海 米国 空母

発信時間: 2010-08-13 17:15:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「戦わずして兵を屈服させる」

――解放軍が7月に集中的に軍事演習をした背景と直接的な効果は何だったのか。

李傑氏:日韓の経済や軍事力が増まるにつれ、米国はアジア太平洋地域での発言権が弱まり、米国の東北アジア戦略は挑戦を受けている。米国は韓国の哨戒船「天安」の事件を口実に、黄海で韓国と共同軍事演習を行い、米国の中国に対する抑制や包囲はクライマックスに達した。そして米国は「天安」事件で朝鮮を制裁するよう中国を挑発し、朝鮮半島の情勢をより一層緊張化させ、その後は環太平洋で軍事演習を実施して、中国の列島線突破を抑制している。そのため私たちは相応の反応を示し、国の利益を守らなければならない。

――解放軍が頻繁に軍事演習を実施する戦略的な考えは何か。また周辺の戦略環境にどんな影響を与えるだろうか。

李傑氏:中国が最近受ける武力的な脅威は高まっているため、中国の軍事訓練の数やレベルが上がるのは当然だ。メディアの報道も増えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月13日

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