哨戒艦沈没事件にかこつけて日韓を掌握
中日韓の接近と同時に、日本と韓国の米国と距離をおこうとする傾向も強まっており、米国は焦りを感じている。哨戒艦沈没事件後、米国は韓国や日本と頻繁に軍事演習を行っているが、これに一石二鳥の目的があることは明らかである。韓国や日本との軍事同盟を強固なものにするだけでなく、中国と日韓という隣国関係を悪化させることもできるのだ。
哨戒艦沈没事件の後、米国は戦時の指揮権を移管する時期を2015年12月1日に延期させることに成功した。また、日本の鳩山政権には普天間軍事基地の問題で妥協するよう迫り、「言うことを聞かない」鳩山首相を辞任に追い込んだ。近ごろ、原子力空母のジョージ・ワシントン号を東海や南海に自由に出入りさせているのは、「アジア太平洋地域とその海洋は依然として米国の天下」にあることを世界に示すためである。