軍事大国という地位は日本の長年の夢である。この夢を現実のものにするために、近年、日本は「外敵の脅威への防衛」という大義名分を掲げ、軍事力を拡大することに熱心だ。「積極的に国外に出て、守りも攻めもできる」精鋭部隊を作ろうとしている日本の軍事力拡大には、米国も見て見ぬ振りを貫き通している。自衛隊の装備はどんどん増え、機能もより先進的なものになり、攻撃力も上がっている。「平和憲法」という布で隠してき野心が徐々にむき出しになってきたようだ。「世界新聞報」が伝えた。
海上での戦力、米軍を超える勢い?
資料写真:日本自衛隊の軍事演習
ここ数年、日本の海上自衛隊は遠洋にも出撃可能な大型の艦艇や輸送船を造り、隊員や装備を整えた。そして、対潜護衛戦や遠洋機動戦も行える強力な部隊に成長している。専門家によると、日本の海上自衛隊の力は2015年頃には米国の太平洋艦隊を超える可能性も否定できない。
防衛庁が省に昇格し、日本の対外軍事力は目に見えて増強された。「海外に出て攻撃できる」という戦略指導のもと、海上自衛隊が保有するイージス艦、AIP潜水艦、水陸両用艦艇などはとっくに「自衛」の範囲を超えている。なかには「平和憲法」のラインぎりぎりを越えているものさえある。
戦後復興で経済の活力を取り戻した日本は、「空母をもう一度」と言う夢を実現するチャンスを狙っていた。しかし、日本の「平和」憲法の制限のせいで海上自衛隊はグレーゾーンを行ったり来たりすることしかできなかった。そして、終に空母型ヘリコプター艦でラインを超えたのだった。現在、日本には既に何隻もの排水量が9000万トンから1万トンを超す輸送艦が存在し、これらの「準空母」は遠洋への輸送能力や攻撃能力を有している。
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