写真:木によじ登って戦闘機を観察する軍事ファン。
ミニブログや掲示板を通じて初飛行の日が近いと知った全国各地の軍事ファンが次々と成都に集い、空港近くにテントを張り駐留、カメラを抱え、国産第4世代機にレンズの焦点をあわせた。「ミニ写真」から高解像度の画像、動画などで、第4世代機の外観がインターネット上にはっきりと映し出された。
超級大本営軍事掲示板の「第4世代戦闘機を語る」のトピックには2日の開設から12日正午までに32万6777件のレスが書き込まれ、11日の初飛行当日にはサーバーが何度もパンクした。
軍事ファンの多くは空港近くでブラックリボンの初飛行をいまかいまかと待ち、いいショットを撮影しようと木によじ登るファンまでいた。また、短い動画を撮影してネットに流したり、ネット上にリアルタイムで書き込みをする人もいて、試験飛行の様子が事細かに伝えられた。初飛行を見届けると、軍事ファンらは苦労を厭わず遠くから駆けつけた人たちや妻子を伴ってきた人たちに敬意を表した。