空母「CVN-79」の構想図
最初の鋼板を切断するセレモニー
米海軍の公式サイトは、米海軍最新鋭の航空母艦建造が2月25日に始まったと伝えた。ノースロップ・グラマン社のニューポートニューズ造船所で最初の鋼板を切断するセレモニーが行われた。切断された鋼板は新しい航空母艦の建造に使われる。新空母「CVN-79」の艦名はまだ決まっていない。
この航空母艦は2隻目の新たな「フォード」級航空母艦で、将来は「エンタープライズ」級や「ニミッツ」級航空母艦に取って代わることになる。ニミッツ級と比較すると、フォード級は50年の配備期間中、運営コストを50億ドル削減できる。フォード級航空母艦はニミッツ級航空母艦と船体の造りは同じだが、艦載機電磁離陸システムや先進着艦拘束装置、多波長レーダー、新型推進装置など先進的な技術システムが多く搭載されている。フォード級航空母艦の第1号、「CVN-78」は現在同じ造船所で建造中で、2015年9月に米海軍に引き渡される予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月1日