中国軍に不足する「前時代的航空機」3機種(9枚)

中国軍に不足する「前時代的航空機」3機種(9枚)。 中国の軍用機はその数、機種において依然、大量の「負債」が存在し、空白状態にすらある。国産可能な一部の機種、装備の数にしても需要を満たすにはほど遠い。不足するこうした航空機は、非常に多くがいかにも「立ち遅れたあるいは前時代的」なものだ…

タグ: 中国 航空機 空軍 ヘリ 戦闘機

発信時間: 2011-04-12 14:09:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆「直-8」ヘリ

 

 

中国がフランスのヘリコプター「スーパーホーネット」をモデルに開発を始めたのは76年、定型化は94年。信頼できる国産エンジンの不足、その他の技術的な限界から「直-8」の生産量は極めて少なかったが、2000年以降、ようやく順調に歩み始めた。この数年は新型「直-8」を配備した部隊が増えており、とくに大パワーエンジン搭載の「直-8F」は、高原や海洋などでの応用価値が大幅にアップ。ソマリア沖のアデン湾での護衛期間中、海軍型「直-8」は出色の実戦的価値を示した。最も効果的かつ迅速に反応する機種として、軽型の「直-9」に比べかなりの威力を発揮、さらに機動性に劣る「卡-28」にも勝った。陸軍型「直-8」、その実質かつ潜在的開発能力も輸入した「米-171」を超える。

「スーパーホーネット」は1960年代の製造。「直-8」の「前時代的」は言わずと知れたことであり、多くの軍事愛好家はずっと同機に一顧だにしなかった。「直-8」の積載量は「米-171」とほぼ変わらず、また中国は新型かつ大型のヘリが必要としているため、「直-8」は「一時的な機種」にすればいい、との意見もある。こうした非現実的な「一時的」という考えでは、「直-8」の真の価値を根本的に見いだすのは無理だ。外国の数千機にも上るとみられる軍用ヘリと比べるとすれば、国産ヘリの「欠如」、これこそ率先して解決すべき問題ではないだろうか。

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