島の争奪を虎視眈々と狙う日本の「準空母」

島の争奪を虎視眈々と狙う日本の「準空母」。 琉球諸島周辺の重要な海上航路の防衛のため、日本政府はヘリコプター搭載駆逐艦を含む新型艦船を配備する計画だ。国土防衛戦略ではヘリ搭載駆逐艦を、重要な海域または航路の監視のほか、対潜戦、島嶼戦に用いる。これは、中国海軍を抑止するのに「準空母」を使わないとは言い切れないということだ…

タグ: 争奪 日本 空母 中国  22DDH ひゅうが 駆逐艦

発信時間: 2011-05-27 17:08:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽対潜も島奪還も可能

22DDH

22DDH

多目的強襲水陸両用艦と違い、日本のヘリコプター搭載駆逐艦の使命は潜水艦の捜索、対艦ミサイルの射程外における敵艦の偵察など単一的だ。そのため日本は多くのヘリコプターを搭載できる大型艦を必要とするようになった。22DDHは就役後、「列島戦」付近の海域を長期巡航し、多くの対潜ヘリコプターを利用して「遠隔哨兵」の役割を果たし、他国の潜水艦と軍艦の活動範囲を狭める。

また、水陸両用の能力を持たない駆逐艦でも「島嶼衝突」に用いることができる。ひゅうが型にはドッグと上陸用舟艇はないが、艦載ヘリで離島に部隊を送ることができる。日本が周辺諸国と争う島嶼の多くは面積が小さく、大規模な水陸両用上陸部隊は活動が難しいため、ヘリをプラットフォームとする垂直上陸方式のほうが実用的だ。海上自衛隊の各艦艇のなかでも全通甲板をもつヘリ搭載駆逐艦は幅広い用途に使える「制海旗艦」といえる。

安全保障問題を専門にする米独立系シンクタンク「グローバル・ セキュリティー」のホームページは、以前、日本の八八艦隊は主に旧ソ連の潜水艦の防衛に配備されていたが、現在は強大化する中国海軍に対抗するためだとの見方を示す。日本が国土防衛戦略を打ち出したということは、中国海軍を抑止するのに「準空母」を使わないとは言い切れないということだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月27日

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