米大統領が次期駐中大使に中国系のロック氏指名

米大統領が次期駐中大使に中国系のロック氏指名。 米上院は23日、オバマ大統領によるゲーリー・ロック商務長官の次期駐中国大使指名を承認した。米メディアによるとロック氏は上下両院で順調に承認され、数週間内に着任する見込みだ…

タグ: 商務長官 大使 米中関係 ロック 中国系

発信時間: 2011-06-28 16:39:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■就任前に中国語の学習に努力

ロック氏は就任を待つ間に、中国語の学習に努力する考えを表明。中国で人気の高まっている「微博」(中国版ツイッター)への興味も示している。オバマ大統領選挙チームのアジア系顧問、米国華人全国委員会委員長の薛海培氏によると、ロック氏は中国語が流暢なジョン・ハンツマン前駐中国大使を自らの学習の模範として挙げ、大使就任前に中国語の学習に力を入れる考えを示していた。薛氏は「ロック氏はハンツマン氏の大使時代の経験や得たものについても研究中で、ハンツマン氏と比べて余り劣ってはいけないと自嘲した」と語る。

ロック氏が公の場で中国語を披露したことはほとんどない。いくつか簡単な台山方言と広東語を少し話せるが、標準語は全くわからない。一番慣れているのはやはりアメリカ英語だ。

■大統領から高い評価

ロック氏はとても勤勉で、議員時代にはいつもオフィスの照明を最後に消す役回りだった。一方で休暇も重視しており、州知事の8年間、公務の日程調整に留意し、互いの週末休暇を無闇に潰さないよう、常に部下に指示していた。

ロック氏の指導の下で、ワシントン州の失業率は史上最低を記録し、給与水準と企業の利潤は何度も新記録を塗り替えた。優れた政治業績により、2000年11月には共和党のカールソン候補を大差で破り州知事に再選された。

州知事に当選した1996年、当時のクリントン大統領は「ロック氏はアジア系米国人数百万人の中で誇りに値する人物だ。アジア系移民は勤勉な労働、その家庭価値観、そして良き公民として、米国の力を強めた。ロック氏はわれわれが誰しもが実現できる未来を代表している」と述べた。

■米中の意思疎通の懸け橋

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