中米、両軍関係の発展について5つの共通認識

中米、両軍関係の発展について5つの共通認識。

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発信時間: 2011-07-12 17:12:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
共同記者会見

 中米は11日、両軍関係の発展について5つの共通認識に達した。新華社が伝えた。

 双方は健全で安定した信頼できる両軍関係が両国関係の重要な構成要素であることを重ねて表明。両軍関係の発展に資する原則を定め、相互尊重と相互利益の中米協力パートナーシップの構築に共同で尽力するという両国首脳の定めた枠組みの下で、両軍関係の新たな発展を推進することを約束した。

 双方は両軍関係発展の推進に引き続き尽力する。また、中米両軍の協力を強化して地域およびグローバルな安全保障上の試練に対応することで一致した。双方はアジア太平洋地域の繁栄と安定の維持に共同で尽力する。

 双方は両軍上層部の交流や対話の重要性を指摘し、これに向けて積極的な雰囲気作りに努力する考えを重ねて表明。中米国防当局国防事務協議、国防当局作業会合、海上軍事安全協議が双方の重要な意思疎通チャンネルであるとの見方で合意した。双方は中米国防当局間の直通電話を通じた中国人民解放軍総参謀長と米統合参謀本部議長による意思疎通の継続で合意。「相互理解、相互協力」の指針に基づき、共通関心事や各自の懸念について率直で誠意ある、有益な話し合いを行うことで合意した。

 双方は中米海上軍事安全問題の強い重要性を指摘し、両軍間の合同行動を強化し、海空の軍事上の安全性を高め、危険を減らす考えを重ねて表明した。両国海軍は今年第4四半期にアデン湾で軍艦編隊・通信訓練と海賊対策合同訓練を行う。双方は2012年前半に中米海上軍事安全作業部会会議と年次会議を開くことで合意した。

 双方は上層部相互訪問、メカニズム的取り組み、非従来型安全保障などの分野で計画的に交流を行うことで合意した。解放軍の軍区司令官1人が今年第3四半期に米太平洋軍司令部を訪問する。米太平洋軍司令官が今年末に訪中する。両海軍病院船による交流、合同医療救援訓練を行う。米陸軍軍楽隊が今年第4四半期に訪中する。両軍は2012年第3四半期に人道支援・災害対策合同演習を行う。

 陳炳徳・中国人民解放軍総参謀長は11日午前、マレン米統合参謀本部議長と八一大楼で会談し、両国・両軍関係、米国による台湾への武器売却、南中国海問題、ネットセキュリティ、中国軍の発展、世界や地域の共通関心事など広範な議題について話し合った。会談後、両氏は共同記者会見に臨んだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年7月12日

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