日本は国防をどう宣伝しているか

日本は国防をどう宣伝しているか。 平和憲法に従い、日本では軍事面の宣伝が厳しく制限されている。だが、わずかな宣伝の余地を十分に活用し、非常に特色のある国防教育の方法を見いだしたことで、市民の国防意識は強化されただけでなく、以前に比べ自衛隊を認め、親しみを感じるようになった…

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発信時間: 2011-08-02 15:05:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇年間無料開放の交流センター

公開はかなり人気があるとはいえ、毎日のことではなく、より幅を持たせようと、陸海空ともそれぞれ年間無料開放の交流センターを設置。朝霞基地にある交流センターは3階建て。地下は模擬指揮所。1階のホールと外の芝生の上には大砲やタンク、キャタピラー式装甲車、無人機などが並ぶ。2階では軍装や小型兵器・装備を展示。3階は陸上自衛隊の国際平和維持活動参加の写真などが展示されている。

一筆に値するのは、1階に設けられた「躍動地帯」と呼ばれる立体映画館。座席に震動装置が設置され、専用のメガネをかけて観賞する。映画「陸上自衛隊の成長の過程」では、実弾訓練の銃砲とともに座席が揺れ動き、実に臨場感がある。流行している躍動技術を利用して製作した国防宣伝フィルムは、恐らく日本では初めてだろう。

◇軍楽で国防意識を喚起

自衛隊が創設されて以来、スポーツや娯楽性のある団体はずっと組織されていないが、軍楽はまさに刀をぶら下げるのと同様、捨てがたいもので、各師団(旅団)以上には軍楽隊が伝統として残っている。軍楽隊は定期的かつ数多く公益性のある演奏会を開いており、軍楽で市民の国防意識と意欲を喚起するのがその主な目的だ。自衛隊は音楽祭を毎年開き、直近の数回で参加者数は5万人近くに上った。

このほど自衛隊が行ったアンケート調査で、自衛隊に対する印象は良いと答えた人は、1991年の67.5%から85%まで上昇。日本の国防宣伝がかなりの成果を収めていることを示すものだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月2日

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